こんにちは!パーソナルトレーナーのしきです。
私のブログでは、一人ひとりが幸せになれる様に、ヒントになる言葉をお送りします。
また、今まで読んできて為になった書籍の引用や、その書籍の紹介もしていきますので
よかったらチェックしてみてくださいね。
また、職業としてやってきたトレーナーや柔整師としての治療・からだづくり経験から、
身体のケアや、運動、栄養、心についてもお伝えできたらと思います。
ダイエットに筋トレを取り入れている人は多いと思いますが、
「いったい、どれくらいやれば良いのか分からない!「
「時間なの?回数なの?
こんな疑問をお持ちの方がほとんどです。
例えば自己流でやると・・・
「とりあえず、10回3セットかな?」
「1、2、3・・・9、10♪」
「っふう(^ー^;A」
「よーし2セット目ー♪」
と、ホームセンターで買った3kgのダンベルで、爽やかにトレーニングしていませんか?
(ホームセンターも、3kgのダンベルも悪くありません)
でも残念ですが
それでは効果が出ないのであります😭
以前、ストレスに関する記事の中で、「ストレス応答」について少し書きました。
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過去記事:【え、逆!?】ストレスを無くしてはいけない!ストレスの捉え方とは!?
https://www.wakushiki-blog.site/stress/
筋肉はストレスによって強くなる!
前述の場合、ダンベル3kgが、身体にかかる負荷(ストレス)となりますが、
この人はダンベル3kgを爽やかに10回出来る筋力をすでに持っていると言うことになります。
爽やかに出来ている時点で、ストレスとして弱いと言うことです。
筋肉を強くしろ!筋肉を成長させろ!と言うメッセージが脳から発せられるには、
やはり、今の筋力の限界を超える必要があるんです!
こう言う話を聞くと、女性は結構な確率でこう思うはずです。
「筋肉をつけたらムキムキになっちゃうかイヤ!」
「筋肉をつけたいんじゃなくて、スリムになりたいの!」
この言葉、私は何度も聞いてきました。
そして、そのお気持ちはとーーーっても
わがります✋
あなたをスリムにさせる101理論!
この101理論は私が提唱しているものではありませんが、
トレーニングの根本的原則を抑えた素晴らしい理論だと思っています。
提唱者はボディビルダーであり、YouTubeで活躍している山本義徳さんです。
詳しい話は割愛します(笑)
ちなみに私が思う原則は、
筋トレは最大の「慣れ」である
です。
とにかく大切なのが
「今の自分の限界を「100」とした時、トレーニングで「1」越えろ!!
この「1」が、筋肉をつけるための刺激として重要だ!」
と言うことです。
とても分かりやすいですよね(^^)
ですが、この100が出せない!
一口に100を出すと言っても、言わば「全力を出す」と言うことですから
出す前に、脳が耐えられずに、負荷から逃げてしまう。そして辛いから続かないと言う、
継続できない初心者ループになっているんです。
そのために、パーソナルトレーナーが横にいて、励まし、サポートすることで、この100を超えることが出来る!と言うことです。
では「100を超える」というのがどういった状態なのか、
例として、AさんとBさんにやっていただきましょう!
どちらが筋肉を鍛えるに効果が高いトレーニングをしているか。
一緒に考えてみてください。
どっちが”101”でしょうか?
ダイエットしたいため、筋肉を鍛えるためとして、筋力トレーニングを取り入れているAさんとBさん。
お二人のトレーニングの様子を見ていきましょう!
お二人の設定情報はこんな具合です。
なお、二人は同等の筋力があるものとします。
Aさん
- 体重減(ダイエット)を目的に、筋力トレーニングを取り入れてみた
- 筋力トレーニングは初心者
- インターネットやYouTubeで、トレーニング動画を見て勉強している。
- ムキムキになりたくないので、軽く汗を掻く程度に抑えている。
Bさん
- ダイエットで筋力トレーニングを取り入れ、それからハマり、3年続けている。
- トレーニングで体が変わっていくのが楽しく、しっかり追い込んでいる。
- ムキムキは目指していないが、体形維持のためにしっかり行っている。
- インターネットやYouTubeで、トレーニング情報を収集している。
女性だとやはり気になるのが、振り袖と表現される、二の腕の脂肪です。
ここをスッキリさせるには、肘の関節を伸ばすための筋肉、”上腕三頭筋”を鍛えるのが良いでしょう。
ここでは例として、ワンハンド・フレンチプレスと言うエクササイズを、
お二人にやっていただきましょう。
Aさんのトレーニングを見てみましょう!
Aさんが自室の鏡の前に立ち、右手に持った3kgのダンベルを頭の後ろに持っていきます。
左手で、右の肘を抑えて、ぶれないようにしています。
YouTubeで学んだことを実践されていますね!
右肘が曲がっていて、持っているダンベルは首をの後ろです。
そこから肘を伸ばし、ダンベルを上まで上げていきます。
肘が伸び切るギリギリのところまで上げて、
ゆっくり戻しています。動作はお上手です。
3回・・・4回・・・5回・・・
伸ばす時に生きをフーっと吐いていて、いい感じです!
7回・・・8回・・・9回・・・
表情が少しきつそうな感じですが、筋力的にはまだ余裕がありそうです。
10回・・・よし!
・・・・・・
あれ??
終わりですか?
ダンベルを・・・持ち替えて・・・
左手がスタート。
8回・・・9回・・・10回!よしっ!
爽やかなお顔で左右一セットを終えたAさん。
その後、左右3セットずつ行い
二の腕のトレーニングはここで終了のようです。
ん~・・・お疲れ様でした😐️
Bさんのトレーニングを見てみましょう!
Bさんも右手にダンベルを持って、鏡の前でフレンチプレスの姿勢をとりました。
持っているダンベルは、7kgです。
トレーニングをやってきているので、Aさんよりは力を出すことができます。
そしてBさんがAさんの時の様に、右肘を頭の後ろで伸ばしていきます。
1回・・・2回・・・3回・・・
呼吸を意識しながらしっかり行えています。
5回・・・6回・・・
と、6回を超えたあたりから、表情が苦しそうに歪みました!
7回・・・・・・8回・・・・・・・
前腕が床と並行になる辺りで、明らかに動作のスピードが遅くなっています。
9・・・か・・い・・・・・10・・・か・・・・・・
おっと!10回目でなんと上がらなくなってしまいました!😦
肘を曲げた姿勢で、5秒ほど呼吸を整えるBさん。
再び10回目チャレンジです!
10・・・か・・・い・・・!
じゅういっ!・・か・・・・い・・ぃ・・・!!!
辛くも10回目を上げたと思ったら、まさかの11回目を上げようとするBさん!
しかし11回目は肘が伸び切らず、途中でストップしたまま耐えています。
その位置で2、3秒止まったあと、Bさんは力尽き、ダンベルを下ろすのでした。
そして同じ様に左腕を行ったBさん。
最終的にそれぞれ2セットで、二の腕のトレーニングを終了されました。
お疲れ様でした!👏
あなたの”100”を見つけましょう!
自分の”100”を知って、そこから”1”を超えること。
この刺激(ストレス)が筋肉を強くしてくれ!というシグナルになる。
所謂これが、トレーニングの大前提です、ということが
AさんとBさんのトレーニングを想像して、感じられましたでしょうか?
Aさんは余力を残しながら、決められた回数を行っているだけでした。
これでは、100にも満たない70とか80の刺激でしょう。
Bさんは、一度上がらなくなりましたが、そこがBさんの”100”であり、
さらに”1”超えるための10回目、11回目を行いました。
これなら、Bさんは”101”を超えていると言えます。
この二人の例では、「10回上げる」というのが、メニューとして組まれていますが
この「10回」は絶対ではありません。
この目標回数は、目的によって変えるものですので、わかりやすく10回としました。
1セットで行う回数については、こちらの記事で少し触れています
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参考記事:【近道は◯◯】「筋トレって1セット何回が良いの??」 それと、しきのトレ録 2024/10/16
https://www.wakushiki-blog.site/2024-10-16/
ただ、筋力トレーニングで筋肉を鍛えたい、強く、大きくしたい!と言う人は
筋肉の中でも”速筋繊維”を鍛える必要があります。
その為には、それなりの重さを負荷として掛ける必要があり、回数もそんなにできません。
ですので、おおよそキリの良い、「10回」が目安とされることが多いのです。
ですので、まずはこの「10回」で構いませんから、
10回があなたの”100”になる重さを探してみてください。
トレーニングの経験を積んでいくと、だいたいの感覚でわかるようになってきます。
そして”100”がわかったら、そこから頑張って”1”を超えていきましょう!
トレーニングをこれから始めたい。
始めたけど、どれだけやればいいか分からない。
そんな人のために、今日は最後のまとめを御覧いただきましょう!
101理論まとめ
効果の出るトレーニングをするための”101理論”をまとめます!
トレーニングで追い込もう!
- 今のあなたの筋力を100として、限界を”1”超えることで筋肉が発達する!
- 「10回」に効果があるわけじゃない!「10回出来ない」ところで10回やるのが大切!
- 爽やかにできるトレーニングは効果が低い!
- 一人ではなかなか100を超えられない。そこをパーソナルトレーナーが助けてくれる!
今回は基礎の基礎をお話しましたが、これが全てと言っても過言ではありません。
今回の内容を理解して、トレーニングが出来ているかどうかが、
効果の出るトレーニングと、そうでないものとを分けているということ。
これを覚えていただけたら、きっとあなたの身体を変えるための一歩が
確実に進むと思います!
世の中のトレーニーたちは、この”100”を超えるために、いろいろなテクニックを駆使して
トレーニングをしています。
つまり、世の中のトレーニングの多くは、この理論の派生なのです。
トレーニングの根本、大原則と言えるこの考え方を、ぜひ、取り入れていただいて
あなたの身体づくりに活かしてくださいね!
一緒に頑張って、カッコいい身体を手に入れましょう!
ということで
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それじゃーいってらっしゃーい\(^o^)/
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