こんにちは!
農作物筋トレブロガーのしきです!
私のブログでは、一人ひとりが幸せになれる様に、ヒントになる言葉をお送りします。
また、今まで読んできて為になった書籍の引用や、その書籍の紹介もしていきますので
よかったらチェックしてみてくださいね。
また、職業としてやってきたトレーナーや柔整師としての治療・からだづくり経験から、
身体のケアや、運動、栄養、心についてもお伝えできたらと思います。
一昔前、こんにゃくゼリーが流行しました。
あなたも聞いたことあるのでは?
綺麗なおねえさんが、おへそを出してくねくねして
「こんにゃく畑でフルーツ採れた♪」
「マンナンライフの蒟蒻畑♪」
という曲が流れているあのCMです。
当時子供だった私は、おやつに食べていた記憶があって
水っぽいゼリーより、こんにゃくの噛み応えがあるこんにゃくゼリーは
けっこう好みのおやつでした。
そしてその頃、こんな風潮があったことも覚えています。それは
これが子供ながらにずーっと疑問で、大人になってこの疑問が解消された時は
つい嬉しくて一人、にやにやしてしまいました。
今回はこの、腸内環境とダイエットの関係性について、見ていきましょう!
そして、私の言うダイエットとは基本的に
そして
である事を前提に、読んでみていただけると嬉しいです!
便秘解消=ダイエットではない?
この考え方の背景には、やはり「体重を減らしたい」という想いがあります。
体重を減らすことがダイエットであり、
“食べない” や “出す”に重きが置かれていたと思います。
当時女性の過・拒食症は社会問題になっていて、テレビでもよくやってました。
もちろん、精神面での背景もあり、
体型や体重に対するコンプレックスが
ダイエットに対する、こういった考え方をもたらしていたのは事実です。
私もその気持ちはとーってもよく分かるので
体重を気にしすぎてしまうのも
無理はないと思ったりしていました。
ですが同時に、
「体脂肪を減らすこと」がダイエットだろう?という考えも持っていましたので、
この便秘解消=ダイエットは、ずっと懐疑的であり、疑問だったのです。
社会人になってから、食物繊維のことを改めてした勉強した時に、
この便秘解消は実は
体脂肪減少と大きく関わっている事を知り
食事内容の大切さが改めて分かりました。
いまではそれを意識した生活をするように心がけています。
前置きが長くなりましたが、細かい話をしてしまうと難しいので、
ザックリと説明してみたいと思います。
腸内環境の善し悪しは、腸内細菌が元気かどうか!
腸内細菌バランス
ヨーグルト、ヤク○ト、ビフィズス菌、オール○ラン・・・
こういった名称を聞いて、何が思い浮かびますか?
いろいろ出てくると思いますが、ここでは“腸内環境”をテーマにしていきます。
この腸内環境。何を持って善し悪しを分けるのか。
それは、腸内細菌のバランスで決まると言われています。
腸内細菌の種類
ヒトの腸内には1000種類以上、そして100兆個の腸内細菌が生息しています。
先ほど出ていたビフィズス菌もその一つです。
そして善玉菌、悪玉菌、中間菌の3つに分類されます。
この善玉菌と悪玉菌のバランスが大切で、もう一つの中間菌は
優勢な方に加勢することから、日和見菌(ひよりみきん)とも呼ばれています。
「腸内環境が良い」と言う状態は、この中の善玉菌が優位な状態にある事を指します。
腸内環境が良いとどうなる?
ここまでよろしいでしょうか?
ではこの腸内環境の善し悪し、その状態をどうやって確認するのか?
まさか自分で覗くわけにもいきませんよね😂
そこで、判断材料になるのがお通じです!
善玉菌優位で、腸内環境が良いと、バナナ状で、悪臭がなく、黄色寄りの褐色で排泄されます。
トイレタイムもハッピーです。
逆に腸内環境が悪い場合、黒っぽかったり、悪臭がしたり・・・
トイレタイムも、決してハッピーとは言えないかもしれません。
また下痢気味だったりする方も、腸内環境が悪くなっているといえるでしょう。
そして便秘の場合も・・・。
さて、ここでは腸内環境の善し悪しが、腸内細菌のバランスによって決まり、それはお通じによって確かめ
られることをお分かりいただけたでしょうか?
では次に、この腸内細菌を善玉菌優位にするためにどうしたら良いかをお話しします!
善玉菌優位に必要なのは食生活の見直し!
腸内環境の改善に欠かせないのが食生活の見直しです。
「そりゃそうだろ」
「だから、それをどうするんかっちゅう所を話してよ!」
わがります
一つずつお話しします。
①直接食べちゃう
まず一つめは、善玉菌を直接摂取する方法です。
よく聞くビフィズス菌や乳酸菌は善玉菌で、それらを接種できる商品は沢山ありますよね。
先ほどのヤク○トやヨーグルト等に代表されるのがそうです。
他には納豆やお味噌、お漬物やキムチなど、食卓に並ぶ機会の多い食べ物がそれにあたります。
ここでは「発酵食品を食べるようにしよう!」と覚えておいてください!
尚、ビフィズス菌や乳酸菌は腸内にずーっとはいられないようなので、毎日、何かしらの発酵食品を食べるようにしてください。
②善玉菌の餌になるものを食べる
そして二つめは、善玉菌が元気でお仕事できるように、そして増やせるように、善玉菌の餌になる物を食べる方法です。
ここでよく出てくるのが、皆さんも聞いたことあるでしょう“オリゴ糖”や“食物繊維”です。
これらを摂取することで善玉菌が増え、元気になり、腸内環境も良くなって、トイレタイムがハッピーになる、という寸法です!
だんだん繋がってきました。
ちなみにオリゴ糖が含まれている食品は、ゴボウ、たまねぎ、大豆、にんにく、バナナなどです。
食物繊維は、キノコ類、菊芋、リンゴ、海藻類、そしてコンニャクなど様々です。
食物繊維は不溶性と水溶性で分類されますので、これは別の記事で書いてみたいと思います。
(食物繊維についての記事・・・この記事の最後にURL貼ってます)
ここでは、オリゴ糖や食物繊維によって、善玉菌が増えて、腸内環境が良くなる!と言うことを覚えてください。
腸内環境の改善と体脂肪の関係
さて、腸内環境が改善されることでトイレタイムがハッピーになる。便秘が解消され、体重が減る・・・という理論には行き着いたと思います。
ですがそれだと、しき少年の疑問は晴れません。
腸内環境の改善、お通じの改善が、どうしてダイエットに繋がるのか。ここをお話ししたいと思います。
①短鎖脂肪酸が増える
ダイエットにおいて善玉菌が大切な理由は実は、善玉菌が“短鎖脂肪酸”を作り出すことにあります。
この短鎖脂肪酸は酪酸、酢酸、プロピオン酸で、これがGLP-1というホルモンを活性化し、
インスリンの働きを高めてくれるという作用があるのです!
さあ、いきなり難しくなって参りました😂😂
②インスリンの働きが良くなる
インスリンは皆さん聞いたことありますよね。
血液中を流れる糖分(血糖)を細胞に取り込むためのホルモンです。
結果的に血糖値を下げると言う言い方をよくします。
そしてインスリンは他にも、筋肉の合成を促進する、脂肪の合成を促進するといった、
体の組織作りを高める働きもあるんです。
待って!それじゃあインスリンの働きを高めたら、脂肪が沢山作られて、太っちゃうじゃあないですか!?
いい質問ですね!
この「インスリンの働きを高める」というのは筋肉も脂肪も全体的に高めるイメージの言葉ですが、
この短鎖脂肪酸→GLP-1→インスリンの流れの場合、
なんと脂肪の合成については高まらず、他の筋肉合成などへの作用となっているところが注目ポイントです。
つまり
体脂肪が増えにくい
太りにくい体質になる
そういうことなんですね。
そんな・・・都合が良すぎないか?
と思われるかもしれませんが、これにはGPR43が関係しています。
そして、「インスリンヒエラルキー」も関係して
・・・・・・
・・・・
・・いえ
これ以上はやめましょう(^_^;)
とにかくこれでやっと、お通じトイレタイムハッピーと、体脂肪減少が繋がりました。
しき少年もすっきりした顔をしている事でしょう。
まとめです!
腸内環境とダイエットの関係 まとめ
今回の記事で大事なところをまとめてみましょう!
腸内環境とダイエット
- 腸内環境の善し悪しは、腸内細菌のバランスで決まる。
- 善玉菌を優位にさせることが大切
- 善玉菌が優位になると、トイレタイムがハッピーになる。
- 善玉菌を増やすために、善玉菌を直接摂取する。
- 善玉菌を増やすために、餌となるオリゴ糖、食物繊維を摂取する。
- 善玉菌が短鎖脂肪酸を産生する。
- 短鎖脂肪酸→GLP-1→インスリンを高める
- インスリンが脂肪以外の組織へ栄養を送るようになる
- 脂肪が増えにくくなる。太りにくくなる。
これに運動が加われば、消費によって脂肪がさらに使われますし、
筋肉もつきやすいので、ダイエットがどんどんはかどります。
また、ちょっと意識すればできる食事内容なので、皆さんもぜひ試してみてください。
食物繊維については、次の記事で書いてありますので、
食物線について、もう少し詳しく知りたい方は、どうぞ読んでみてください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【腸内環境】食物繊維を知れば百戦危うからず(最後質問受付)
https://www.wakushiki-blog.site/syokumotsufiber2/
それから、腸内環境を改善することで得られる、他のメリットについても
別の記事で書いてみたいと思います。
あなたのダイエットに少しでも参考になれば嬉しいです!
一緒に頑張りましょう!
ということで
今日もお読みいただき
ありがとーございましたー!!
それじゃ
行ってらっしゃい!(^^)/✨️
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