私は今でも自分の体型や容姿にコンプレックスがあるのですが
それも大分和らいできたといいますか
気にしなくて良いようになってきました。
こんにちは。パーソナルトレーナーのしきです。
私のブログでは、一人ひとりが幸せになれる様に、ヒントになる言葉をお送りします。
また、今まで読んできて為になった書籍の引用や、その書籍の紹介もしていきますので
よかったらチェックしてみてくださいね。
また、職業としてやってきたトレーナーや柔整師としての治療・からだづくり経験から、
身体のケアや、運動、栄養、心についてもお伝えできたらと思います。
コンプレックスとどう向き合いますか?
社会に出ると、様々な人に出会うわけですが
とりわけ私のように体形についてコンプレックスをもっている人の感情は
自分のことのように理解できます。
私の知り合いの女性で、とてもスリムで身長は150cmちょっと
体重も40kgあるかないか、という方がいました。
ファッションは少々ギャル系と言いましょうか、そこまでバリバリではありませんが
そんな風体で、周囲の人からは
「いつも可愛い」
「細くて羨ましいわ」
「スタイル良いね」
と言われていまいた。
もちろん私もそんな現場を見ていた一人でしたので
「そんなことないですぅ~(^q^)」という彼女の明るいリアクションを見ていたわけで。
しかし私から見ると、その彼女
全然嬉しそうじゃないんです。
可愛くしてて、自分でも周りから褒められるようにメイクもファッションも気にしてる筈なのに
褒められても嬉しそうじゃない・・・。
返す言葉にも
どこか否定の色が混ざっていたのです。
それは、一言一句の文字的なものではなく
彼女の声色、イントネーション?と言いますか、態度とか・・・。
もしかしたら分かりづらいものなのでしょう。
私には、心の底から喜んでいない様に見えました。
私も筋トレをして、まずまずな筋肉質な体になっていき自信を持てたりしていましたが
やっぱりどれだけ鍛えても「足りない、まだ足りない」と思えてなりません(^_^;)
これはトレーニーなら皆そうかも知れませんが。
けっこうトレーニーは、身体的なコンプレックスが根本にあったりする人が多いかもしれませんね。
かの有名なボディビルダー
アーノルド・シュワルツェネッガーがボディビル界で人気を博すまで
筋トレをする人は、少々心に問題を抱えている人たちの集まりだと言う風潮もあったようです。
まあ、この話は良いとして
彼女の話に戻しましょう。
誰にでもある、コンプレックスと人生背景
実を言うと彼女。
青春時代と呼べる学生時代
親からネグレクトにあっていた過去があり
満足に食事ができず、暴力的な虐待もあり、
とても辛い時代を生きた経験があったと言うのです。
長女で、下の妹たちに食べさせていたなんていう話もありました。
それは身体も満足に成長できませんよね。
そして出来上がった、誰もが「細くていいなぁ」と羨む身体。
本人は好きになることができない訳です。
でも、私はこれこれこうで、身体が育たず、こんなに細いんです!
なんて言ったら、褒めてた人たちを嫌な気持ちにさせることになる。
だから気丈に振る舞う彼女の姿は、
キャピキャピしたギャルっぽい雰囲気のほうが誤魔化せるし
その裏に、なんとも言えない自分に対する否定の色が見え隠れしていたのでしょう。
僕も子供の頃太っていてバカにされていたので
身体のことを当然の様に会話に入れてくる人の気持が分かりません。
その人の背景や苦しみなど
誰もそこまで気にしちゃいない
ということなのでしょうか。
人は基本優しいと思っていますので
一部の人ですよね。
すべての人がそうではない筈ですが、
逆にコンプレックスを感じさせない振る舞いができているから
他人はそれに気づかない。まさか悩んでいるなんてと。
コンプレックスや劣等感って
本当に、本人の中だけでしか存在しないんですよね。
私は少なくとも
彼女のように心強くありたいなと
思う毎日です(*^^*)
皆さんはどう感じますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
さあ
それじゃーいってらっしゃーい\(^o^)/
コメント