【質問回答】バランスの良い食事って一体何なんですか?

こんにちは!パーソナルトレーナーのしきです!

今回は、直接いただいた質問に対して、記事にして回答してみたいと思います。


とってもふかーい内容の質問なので、若造(?)な私には、カンタンに答えられる質問ではありません。

ですのでまずは、具体的な”ハウツー”ではなく

”こういう意味なんじゃないかな?”

と言った、論理的な解釈をしてみようと思います。

目次

Rさんは、ご自身でもしっかりトレーニングをされていらっしゃって

知識も豊富。トレーナー資格も取得されている努力家です✨️

そんなRさんとお話をしている中で出てきたのが、この質問でした。

めちゃくちゃ奥が深い質問なので、答えずに逃げようかと迷ったんですが

頑張って答えてみたいと思います。

私とRさんは、お互いトレーニングをしているし

それを人に指導する仕事をしている、謂わば同志です。

思考も大変クリアで、素敵なマインドセットをお持ちな方なので

生徒さんたちから、とっても慕われているRさん。

私も彼女を慕う一人です。

そして、共ににお酒が好きなので、ぜひ一緒にということで

光栄なことに、お酒の席にご一緒させていただいた時のことです。


トレーニーであり、トレーナーでありますが、好きなものは好き!

やはりお酒は、人生のスパイスです。

人との時間を、より楽しいものに昇華してくれます🍻


ひとしきり砕けた話をしていましたが、やはりこの二人です。

トレーニングや食べ物の話になっていきました。

その中で出てきた質問が、今回のものです。

『タンパク質、ビタミン、食物繊維などのバランスを意識した食事を摂っているし、指導してるけど

そもそも「バランスが良い」ってなんなんですか?

何をどうしたら、バランスが良いと言えると思う?』




Rさんは食についてもよーく考えてらっしゃる方なので

「何で私に聞くのかな?」とも思いました(あっ!もしかして試されてる!?)😂

”バランスの良い食事”って一言に言っても

人によって必要な栄養素は変わってくるし

ビタミン一つとっても、AさんとBさんで、十分・不十分はぜんぜん違う。

カロリーばかり考えていても、必要な量のタンパク質が摂れなかったりするし・・・。

と、

一問一答、一歩進んで一歩下がるような会話でした。


結論「バランスの良い食事」は「最終的な文句」である

先に、私の結論を述べておきましょう。

この「バランスの良い食事」や「バランスよく食べましょう」は

健康のための食事指導や、栄養を考えてのアドバイスとしての

「最終的且つ極めて包括的で放任的な文句である」


です。

私もこの手の疑問は、小さい頃から持っていたので

Rさんの気持ちは、本当によくわかりました。


あなたも経験があるかも知れません。

あまり食べたくない食品があると、よく親から

「栄養があるから食べなさい」

「〇〇は身体に良いんだよ」

なんて言われませんでしたか?


幼き頃のしき少年は、この言葉に対して

「どうして身体にいいの?」

「これを食べると、身体の中でどうなるの?」

という、マジでクッソめんどくさい質問を返して、親を困らせていました。

私にとっては、本当に興味があったし、疑問だったから聞いたんですが

もし私が親の立場だったら、

羽交い締めにして、無言で口の中に食事をぶち込んでやります!
(想像ですから、虐待だとかいう声はやめて😂)



というのは冗談だけど、


「バランスの良い食事」

「バランスよく食べましょう」

っていうのは、親が言う、

「栄養があるから食べなさい」

「〇〇は身体に良いんだよ」

この類の文句と同じと、言えるんじゃあないでしょうか。


根拠は分かってないけど、経験上や、

親の親、そのまた親の親・・・ずーっと昔から言われ続けてきた

「生きていくための知恵」

みたいな言葉なんじゃあないのかなと。


そして、なんだかんだ、この言葉で

「食べ物をバランスよく食べる」という行為は

けっこうそれだけで「栄養学」が成り立ってしまう所がある。

実はけっこう便利で、心理な言葉なのかも知れません。


どういうことかと言うと

”最終的”っていうのは・・・

👨‍⚕️『細かい話をしてきたけど、
結局何が言いたいか、何が大事かと言うと
「バランスよく食べようね」っていうことです。』



って感じ(笑)

上のRさんとの会話の中で

『人によって必要な栄養素は変わってくるし

ビタミン一つとっても、AさんとBさんで、十分・不十分はぜんぜん違う。

カロリーばかり考えていても、必要な量のタンパク質が摂れなかったりするし・・・。』

という所がありましたが、これはかなり個別に対応してる時の考え方です。

これはこれで絶対必要だと思いますし、クライアントをより良い方向に指導したいと思うなら

必然的な考えだと、私は思います。

でも、いくら個別で、その人の足る・足らぬを述べたとしても

「これが必要!」と強調するあまり、そればかり摂取してもらってはいかんわけです。

ですからきっと、最後にはこの言葉が添えられることになるでしょう。

「バランスよく食べてね」と・・・(笑)

「包括的」をググってみると

・含まれる要素の大小や価値の有無などの違いによらず、すべてをまとめた状態や概念
・より広範な視点から、すべての要素やニーズを網羅する
・特定のグループに限らず、一般的な利用者全体に向けたアプローチを取る

と、出てきました。

ふむ、私の言わんとしていることと同じですな( ̄ー ̄)

私も含めてそうですが

トレーナーやトレーニーは、一般的な人たちより

かなり多くのタンパク質を摂取しています。

それは人よりも、筋肉を肥大させるためであります。

そう考えると、トレーニーの食事というのは

「バランス」で見た時に、明らかにタンパク質の量が

他の栄養素に比べて突出していることでしょう。


しかし、他の栄養素を疎かにしているわけではありません。


ビタミンミネラルも、筋肉づくりやトレーニングに欠かせませんし

なにより健康を維持するため、生命活動を継続させるために

必ず摂取しなければならないものなんです!(ちょっと強めに申し上げておきます(笑))

つまり我々も同じ人間なので、人間という生物の枠は出ないわけです。

この枠の中にいる人類、この人類はみんな一緒だよーと、ひっくるめて考える事

包括的に「バランスよく食べてね💓」となるわけです(笑)

別にふざけてないですからね😂

楽しく書こうと思ってますが、ふざけてはいませんのでよろしくお願いします!✨️

最後、「放任的」とはどういうことなのか。

なんとなく、悪いイメージが付きそうな言葉を選んでしまったような感じですが

あながち”間違い”ではないのかなと・・・。

だって、「バランスよく食べなさい」って言えば

もうそれで終わっちゃうと思うんです。

だってその通りなんだもの😅

なのでこの言葉を発する時に、放任的な印象を与えないようにしてほしいと。


この言葉が ”便利””心理” とも言いました。

心理と言った利用は、バランスよく食べることが結果的に、

人体が必要な栄養を偏りなく摂取できる可能性を高めることに繋がるから



です。

便利と言った理由は、

これさえ言っておけば、間違いはないんだから、これで良いんだよ。

という感じ😂

だからこそ、この記事を読んでくださったあなたは、今後この言葉を使う時には、

『私は心理を伝えようとして言うの!決してめんどっちくて、この言葉を言うんじゃないわ!』

と、自身の思いを強く持ってくだされば幸いです。

私は決して、宗教家ではありません。

その辺はハッキリとお伝えしておきます!

それでは私、パーソナルトレーナーしきが、現時点で考える

「バランスの良い食事を心がけましょう」

「バランスよく食べてくださいね」

に対する答えは、こうです!

※まず頭の中で唱える
私は心理を伝えようとして言うの!決してめんどっちくて、この言葉を言うんじゃないわ!

そして伝える

わたし、よくあなたの事を考えるの。
元気でいてほしいから、偏った栄養を摂ってほしくない。
特に摂ってほしいものはあるけど
全体的なことを、忘れないでほしいわ。
それから、よりよく生きていくために、
わたし達の体は、あらゆる栄養を必要としているわ。
それらを偏りなく摂取できる可能性を高めるために・・・


バランスよく食べてね
💓」

注意:ふざけてません

いかがでしょうか。

質問の意図を少し掘って、私なりの回答をしてみました。

様々なご意見、お待ちしております。

そして※次回の記事で

このバランスの良い食事を

栄養素の図を使って見ていきたいと思います!

※この記事の最後に追加しました


まあ細かーな話は省いてますが

要点をピックアップしてお話できたらなと思います😄


そんなに難しい話にはならないと思いますので

日々の参考にしていただけたら嬉しいです✨️

ということで


今日もお読みいただき

ありがとーございましたー!!

それじゃ

行ってらっしゃい!(^^)/✨️

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この記事を書いた人

しきのアバター しき 農作物筋トレブロガー,トレーナー,治療家

群馬県出身。38歳。治療家,パーソナルトレーナー,食育研究,柔道整復師専科教員,柔道四段。15歳でウェイトトレーニングを始め、高校卒業と同時に上京。パーソナルトレーニング、柔道整復師の免許を取得する。14年間の会社員時代に、接骨院、介護施設などでの治療、リハビリ、介助、運営を学ぶ。その後独立し、トレーニング・治療・リハビリの経験・知識を組み合わせたパーソナルトレーニングを指導する。身体だけでなく、わくわくした人生を送ってほしいという思いから、ブログ”わくしきぶろぐ”を立ち上げる。

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